骨粗鬆症をコツコツ学ぼう⑦〜fin~なお話
2024.12.19
おばんです🙋♂️
かなりご無沙汰しております、きたかたリハビリ2号です🧖♀️
コツコツ骨粗鬆症啓発活動は最終回、「転倒予防(運動療法)の方法」についてです📣(さっさと更新しろよ!!って感じですよね。すみません🙇♂️)
運動療法による介入効果としては数多く報告されていますが、ここでロコモーショントレーニング(以下;ロコトレ)とオタゴ運動プログラム(以下;OEP)をご紹介したいと思います。
ロコトレでは運動機能の改善効果、OEPでは介入後1年間で32%の転倒率減少効果が見受けられたという報告があります🙋♂️
では、実際の方法をお伝えします。
ロコトレ ※ロコモONLINE参照
・片脚立ち;左右1分間で1セット×1日3セット
・スクワット;5〜6回で1セット×1日3セット
・ヒールレイズ(踵上げ);10〜20回で1セット×1日2〜3セット(できる範囲で)
例として下記に載せておきますので、参考にしてみてください。
ロコモONLINE
OEP;4セッションに分類され、徐々に強度を上げていく(運動頻度;週3回以下)
1.準備運動 計5分程度
頸部回旋・頚部前後屈(首回し)、立位での体幹後屈(腰そらし)、立位での体幹回旋(腰ねじり)、足関節底背屈(足首上下運動) 全4種
2.筋力トレーニング 計30分程度
座位膝屈伸(膝の曲げ伸ばし)、立位での股関節外転(脚外開き)、立位での膝屈曲(スクワット)、つま先立ち、踵立ち 全5種
3.バランス練習 計30分程度
タンデム立位、片脚立位、8の字歩行、横歩き、後ろ歩き、起立-着座、スクワット、踵上げ、踵歩行、つま先歩行、タンデム歩行、タンデム後ろ歩き、階段昇降 全12種4.歩行 10分間
となっております。
わかりにくい運動や、聞き慣れない言葉もあると思いますが、メニューの難易度自体はそこまで高くないため、ぜひ行ってみてください。
※どのような運動にも各個人に合う合わないがあります。疼痛を伴う動作があれば、無理をせず、運動を中止しましょう。症状が引かない場合は、早期の病院受診をお勧めします。
さてさて、今回は転倒予防としての運動をお伝えしました☺️
これまで骨粗鬆症とはなんぞや?といったところから、具体的に重要な点をいくつかお伝えしてきました📣
このブログをきっかけに少しでも骨粗鬆症について考えていただけると幸いです🦴
コツコツ学ぼうシリーズは終了しますが、今後も骨粗鬆症にまつわる情報だったり、医療や生活に関わる情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします🙏
ここで余談ですが、、、
昨年生まれた息子が気付けば1歳になりました㊗️🎉
どんどんいろいろなことが出来るようになって、子供の成長はとっても早いなと感じるとともに、置いていかれないように自分も日々成長だと再度噛み締めさせられております😅
さあ、年内もラストスパート!もう少し頑張りましょ〜🎌
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