🧑‍⚕️注射やめました💉🙅

あっと言うまに2024年の診療が終わってしまいました😳

師匠も走る、年末ですね🏃‍♀️💨
まいど、きたかた院長でございます🧑‍⚕️

基本的に前に進み続けることしか考えておらず、「年末に１年を振り返る」などに時間を費やすことにあまり意義を感じない、ちょっと情緒に欠けるワタクシですが、最近のきたかた整形外科クリニックにおける試みの一部を紹介します。

コレ👇

以前にも、シップ処方をやめたことと、その理由をブログに書きましたが、

🧑‍⚕️シップやめました🙅‍♂️

それと同様の理由で、当院では、その場しのぎの対症療法（痛みが一時的に良くなるだけ、もしくは、良くなった気がするだけの治療方法）は極力行わない方向で動いています。
なぜなら、医療費の無駄遣い以外の何ものでもないから。その一環として、膝や肩へのヒアルロン酸注射や、ただ痛いところへ麻酔薬を注入するだけのトリガーポイント注射なども取りやめます。^{_{※ 関節内や腱鞘や腱付着部や石灰へのステロイド注射はそれなりのエビデンスと役割があるので今後も行います。}}

より詳細な情報や理由を知りたい方は、以下の記事へ。
https://note.com/kitakata_incho/n/n21b6fed0c5c6
https://note.com/kitakata_incho/n/n9938eb16d496
https://note.com/kitakata_incho/n/ndbbc2dd0c69d

ちなみに当院では、元から物理療法（電気や温熱やマッサージなど）を一切行っていませんし、痛み止め処方だけを目的に来院される患者さんも基本的にお断りしています。

なぜか知りませんが、一般的に、
・痛み止めの飲み薬、シップ
・電気、マッサージ
・注射（ヒアルロン酸、トリガーポイント）　などが、
さも整形外科治療のゴールデンスタンダードであるかのように思われているフシがあるため、

「じゃ、いったいおたくのクリニックでは何の治療をするんだ❗️❓」

と疑問を抱かれる方も多いかも知れないので、説明をしますね🫡

🔥🏋私たちがリハビリを大事にする理由🏋🔥

院長が説明するまでもなく、前回リハビリ１号がすでにしっかり説明してくれちゃいましたが…👆😅

ま、そういうことです。

整形外科領域におけるほとんどの痛み（たとえば、腰や膝や首や肩の痛みや、腕や脚のしびれ痛みなど）の原因は、関節を中心とした運動機能がうまく働いていないことです💪🦵

・関節が変形していること
・背骨がズレたり曲がっていること
・スジが切れていること
・神経の通り道が狭いこと

こういったことが、痛みやしびれの理由づけとしてよく説明されます。
それがウソだとまでは言いませんが、
「それらが100%症状の原因なのだから、その原因を治さないと症状が治らないか？」と問われたら、

「そんなことないです。」と断言できます。

これは実際に、

・関節が変形していても、全く症状のない人
・背骨がズレたり曲がっていても、全く症状のない人
・スジが切れていても、全く症状のない人
・神経の通り道が狭くても、全く症状のない人

が世の中にたくさん居る、という事実に目を向ければ、誰でも分かることかと。

「変形している、背骨が曲がっている、スジが切れている」＝「痛い」
「神経の通り道が狭い」＝「しびれる」

なんて関係は成り立ちません。
なぜなら、そうでない人がいっぱいいるから。
きわめて単純なハナシのはずです。

冷静に考えてみて下さい。

初めて膝の痛みが出てきて受診したら、レントゲンで関節が変形しており、
「年齢によるものだから治りません」と医師から告げられ、ショックを受けた。

あまりによくあるストーリーです。

でも同時に、あまりにツッコミどころだらけのハナシでもあります。

・治らないのは「変形」であり、別に「痛み」が治らないわけではない
・突然関節が変形するわけないので、そもそも痛みが出る前から変形はあったはず
（すなわち、変形していても痛くもかゆくも無い時期が、相当長い間あったはず）

ここまでの説明で、
「あ、なるほど」とご理解頂けるのは、ごく一部の方だけだと思います。
（診察時に同様の説明をいつもしていますが、ほとんどの方がポカンとされています。）
特に、これまで対症療法しか経験されていない患者さんは、まったく信じてくれません。
「これまで何年も治療してきたのに治らないのだから、良くなるはずがない！」と。

それだけ「先入観」や「思い込み」というのは、強いものです。

いくら理屈や現実を説明されても、実体験できなければ受け入れられない。そういうことです。

結局のところ、何を言いたいかと言えば、

「正常に近い運動機能を取り戻せば、症状は軽減する場合がほとんど。」
ということです。

「変形したから痛い」のではなく、
「うまく動かせていないから、ある部位に負担が集中して悲鳴を上げている」わけであり、
「変形は、その部位に負担が集中した状態が長期に続いていた証明に過ぎない」のです。

それゆえ、運動機能が改善してその部位への負担が軽減すれば、多かれ少なかれ症状は緩和されます。

分かります❓

分かんないですよね…🤷 😢

ま、でも、そういうことなんです。

リハビリ（電気ではなく運動療法）の指導を受けて自分で実践できる方は、これを体感されます。
体感すると、ようやく信じてくれます。
そしてその理屈と方法が分かれば、自分で管理できるようになって、通院する必要がなくなります。
（症状も軽減させられるし、予防もできるし、症状が再発しても自分で対処できる。）
“temporary pain relief”を求め続けるのではなく、
“knowledge & ability to control pain”を獲得する。

治療って、こうあるべきだと思いません❓

医療の本分はconsultationとpatient education🧑‍🏫
症状を治すことのない一時凌ぎの対症療法を際限なく続ける医療の役割ってなんなのでしょうか❓

こんな単純なことなのに、対症療法ばかりが世の中で行われ続けているのが、なぜなのか❓
そこまでこのブログで語るつもりはありませんが、みなさんよく考えて下さい。単純なことです。

これ以上、医療費を無駄遣いするのはやめましょう🙅
無駄遣いした医療費で利益を得るのもやめましょう🙅‍♀️

という、きたかた整形外科クリニックからのメッセージです📢

本当に真剣に考えないと日本の医療保険制度がヤバい状況であること、
みなさん、そろそろ気づいて下さい。

「診療報酬を下げる」「高額医療の上限を上げる」などの付け焼き刃対応など、まったくもって根本的な解決にはならないどころか、医療の質をさらに下げて不要な医療行為をより横行させるだけです。

家計が厳しければ、まず無駄遣いを減らすのが普通でしょ😤

医療の価値と貴重さを、患者さんだけでなく医療関係者や関連業者も含め、すべての国民がもっと理解をして、みんなで医療保険制度を利用して貪り続けている現状を打開しなければ、最終的に割を食うのは結局のところ、自分たち😢

というわけです🖐️
少しでも多くの人にメッセージが届くといいんですが…🙏

さて、

前半のクソ真面目なハナシとは打って変わって、後半はいつものブログに戻ります↩️

まったく関係ないですし、ちょっと前になるのですが、映画「ジョーカー２」を観てきました🤡
https://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

前作も観たので、ストーリー全体が暗くて怖い要素も多い映画と覚悟しつつも、空いている夜遅めの時間に映画館へ行ったのですが…🎞️

な、なんと、

貸切❗️❗️😳

なんか、自分だけのために上映してもらうのが申し訳なくなりつつも、
それ以前に、内容的に、ひとりで観るのちょっとコワイ…😱

ジョーダンです。内容はそんなに怖くはありませんでした😆

事前に、現在の社会が風刺されていて考えさせられる内容だというような論評を少し聞いていたので、自分は何を思うんだろうなー、なんて身構えていたんですが…、

うーん、何と言うか…。

うん。なんか没入できずにフィニッシュでした。

難しいっすね、映画製作って。
いろんな事情があるんだろーな、なんて思いました。

意味わからん感想ですみません🙏😅

気を取り直して❗️👇

ムスコと京都へ行ってきました👍

と言っても、寺や神社ではなく、コチラ💁

そう、
10月にできたばかりのニンテンドーミュージアム‼️🎮🍄📺

いいっしょ😆

想像していたよりこぢんまりした施設でしたが、でも予約制で時間内に受け付ける人数を制限しているので、体験型のゲームもあまり長く待たずに楽しめて、ほど良い感じでした。懐かしいゲームの展示もたくさんあり、ゲームウォッチのドンキーコングとオイルパニックから記憶があるオジサン😆としては、時代の流れをとても感じました。規模感的には一回の訪問で十分回れるので、何度も訪れる感じではないですが、ゲーム好きなら一度は行ってみても良いのでは、と思いました👍

はい、すいません💦

では、コチラはどう❓👇

映画Blue Giantを観て、その後コミック全巻通読してからというもの、すっかり上原ひろみさんのファンになってしまったワタクシですが、昨年に引き続き、またコンサート行ってきちゃいました☺️
しかも２公演🤘

サイコーでした🥹
同じタイトルのツアーなのに、曲のアレンジもMCの内容も、毎回ぜんぜん違う‼️😳

テクニックがすごいのは言うまでもないんですが、その時の雰囲気や気分や流れで全く違うものが出来上がっていく上に、その完成度が高すぎてアドリブ感など一切ないという…😳😳😳
そしてテーマに戻ってきた時の、あの高揚感👏🤩👏🤩👏🤩

ジャズを学んだことはないしその理屈は全然わからず言葉が拙くてアレですが、でも、このスゴさはきっと誰にでも分かる。観に行かないともったいない、とさえ思う🤨

でもね、あんまりチケット売れすぎると自分のが取れなくなっちゃうんで…😜

というわけで、今後も追っかけ続けます。海外公演も観に行きたいなー🎹✈️
そして、自分も少しはジャズを演奏できるようになりたい❗️❗️
地道に練習します🎹

それでは、
最後は恒例の雪上キャッチボールの様子を⛄️⚾️☃️

前回ブログでの写真で服装や雪の量が違うのを見ればお分かりかとは思いますけど、
雪が積もってはしゃいで一回だけキャッチボールした、とかではなく、
コレ、毎週末やってます😆
というか、私とムスコ２人とも休みの日は（外に出られる天気なら）ほぼ毎日やってます😆

積雪１メートルとかになったら、さすがに埋もれて投げらんないかな…😁

はい。
最後は「あられもないマル🐈‍⬛」でフィニッシュです👍

失礼しました😅

ではみなさん、良いお年をお迎え下さい❗️❗️👋👋