骨粗鬆症をコツコツ学ぼう⑤なお話
2024.03.22
おばんです
きたかたリハビリ2号です
最近も慣れない育児に翻弄されておりますが、子供の成長に感動させられてます
そして子供服への投資が止まりません(子供服ってなんでこんなに可愛いのでしょうか)
すぐサイズアウトするのは承知ですが、見にいくとなぜか購入意欲が沸々と。。。
最近のお気に入りはクリームソーダとオムライスですね
まだまだ息子への投資は続きそうです
さてさて、今月のコツコツ骨粗鬆症啓発活動は「栄養(食事療法)」の第三弾。
特に重要な栄養素として『カルシウム・ビタミンD・ビタミンK』と挙げた中で、前回はカルシウムについてお話ししたので、今回はビタミンD・Kについてのお話です
まずはビタミンD
主な働きとしては
・カルシウムの吸収を助ける
・筋力の維持に関与
・循環器疾患リスク、2型糖尿病発症リスク、癌による死亡リスクの低下
が報告されています(超万能)
次にビタミンK
ビタミンKの宝庫として代表的なのは『納豆』
下の図は1人あたりの年間納豆消費金額(赤<黄<青<白の順で高額)と大腿骨頸部骨折の発生率(赤>黄>青>白の順で高確率)を見るとわかりやすいのですが、
白い部分が納豆の消費が多く、大腿骨頚部骨折発生率が低い地域です。
納豆を食べている都道府県ほど骨折の発生率が少なくなっているのがわかります
それほどまでに納豆の力は偉大なのです(納豆が全てというわけではありませんが、、)
では現状私たちはどのくらいこの栄養素を摂れているのでしょうか
これらの図を見るとどちらも推奨摂取量まで届いていない年代が多いですね
食生活に組み込む際には
ビタミンD:魚(鮭・ウナギ・サンマ等)、キノコ類
ビタミンK:納豆、海藻、緑黄色野菜
これらに多く含まれているとされております。
が、先ほどの図にも載っていたように、ビタミンDはより不足しがちになるので、日光浴にて適度な紫外線を浴びることで自己生成されるビタミンDを補填していくことが重要となっていきます
今回で栄養については終わりです
次回以降は、運動や転倒予防についてお話しできればと思います
ではでは、したっけ〜