BLOG きたかたブログ

🔥🏋私たちがリハビリを大事にする理由🏋🔥part2

2025.02.13

きたかたリハビリ1号です💪
年末年始の休みをまったり過ごして休みボケを患っていたのか、気づいたら1月終わってました🫠(笑)

ブログも完全に忘れてたー🫥(笑)

2月に入ってからは今年度の学会発表に関して準備を進めようと思っていたのでソロソロやる気スイッチを入れなければと思っている次第です😤🔥
特に最近は日々の刺激に慣れてきて、まったり過ごし勝ちな気がするので自らに新しい課題を課さねばと思っています💪

と、思っている矢先に先週の大雪はなかなか刺激的でしたね☃️☃️☃️
全然降らない冬の始まりでしたが、一転ドカーンと降る帯広らしい降り方で皆さんも大変な思いをしたかと思います😓(僕も2時間ほど遅刻し出勤しました😭笑)

そんな中、大雪当日に来院してくださった10数名の方々、翌日以降も道が悪く、駐車場も雪の山で狭い中でも来院してくださった方々、心からありがとうございます😊✨

どんなときも、根拠をもとに皆様それぞれに合わせた医療の提供に努めていきたいと思います🏥

整形外科の治療において『リハビリ(理学療法)🏃』・『薬物療法(内服、湿布、注射)💉💊』・『手術療法👨‍⚕️』が大まかな治療となります。

前回の私のブログでもお伝えした通り私たちは『リハビリ(理学療法)』を最も大事にしております❗

ストレッチや筋トレ、そして身体の使い方を円滑にするエクササイズをの実施・継続により1年間も身体機能が良好な状態が維持できていると言う報告がリハビリを推す理由の1つです❗

今回は違った角度からリハビリの重要性をお伝えしたいと思います📝

日本語訳:日本における症候性腰部脊柱管狭窄症の有病率と身体能力との関連:和歌山脊椎研究

なんと、タイトルの通り和歌山県で行われた研究でありますので非常に親近感が湧きますね❗
かなりの規模の研究で、協力した人たちはなんと1009名です❗
症状を訴える腰部脊柱管狭窄症の症例がどれくらいいるかを調べた研究になります❗

結果ですが、1009名中94名(9.3%)が症状を訴える腰部脊柱管狭窄症と認められたとのことでした❗
案外少ないと思った人、多いんではないかと思います。続きがあります❗

黄色いマーカーを引いた所に、この論文のポイントが書かれています🟨

症状の有無に関わらず腰部脊柱管の狭窄が認められた症例は1009名中76.5%もいるとの結果が示されていました。

もう一度いいます。症例を訴える腰部脊柱管狭窄症は全体の9.3%です。

腰部脊柱管の狭窄が認められても症状がない症例が一定数いる(症状を訴える症例よりもはるかに多い)との結果を示しています📝

整形外科に受診すると「〇〇が薄くなってるから〜」、「△△がすり減ってますね〜」、「✕✕が飛び出してるからね〜」「だから痛いんだよ👨‍⚕️」と言われたことがある人は多いのではないかと思います。

しかしながら、今回示した論文からも必ずしも『身体の構造的変形=症状』と言う方程式が成り立たないと言うことを伝えたいのです👨‍⚕️🦴🏃

前回も今回も腰部の話を例に示した論文を提示しましたが、どこの部位でも同じことが言えることが知られています📝

もちろん、この方程式が成り立つ場合もありますが、前回のブログでも示した通り身体機能が重要な場合もあります。

むしろ、『身体機能の悪化が身体構造の変化』に繋がると考えていますので、身体機能はどういった場合でも重要であると考えています❗❗❗

痛みや身体機能を自己管理し、医療機関を頼らずとも自身で健康を維持できる方法を身に付けてもらえるようにサポートしていくのが医療の使命だと思っています😤🔥

挨拶遅れましたが2025年もきたかた整形外科をよろしくお願いします🙏🙇🙏

追記

内科の健康診断はあるのに整形外科の健康診断がないって不思議じゃないですか?🤔
詳しくは書きませんでしたが、今回示した論文の肩バージョンのようなことやりたいですね〜、したっけ👋