治療は、身体への投資、人生への投資
2021.09.26
んちゃ❗️
先週末、ブログも書かず、英語ページも作らずに、読書にふけっていたきたかた院長です🙏
(きたかたリハビリがアップしてくれたのもあり、このブログは下書き状態でしばらく保管されておりました😅 )
あ、でも、せがれ達のピアノ発表会には参加しました🎹👏
2年前には下の子が連弾に誘ってくれたので、必死こいて練習して出演した(けどちょっととちった)ワタクシでございますが、前回も今回も待てど暮らせどお誘いは来ず🥲
でも今回は発表会後に先生が、「次回は是非お父さんも」とお声がけ下さいました。いい先生です😊
で、それを聞いていた息子ら(3名)の反応と申しますと…。
「・・・・・・🤔 😷 😒 」
「おい。。。」
ま、気持ちは分かる。
オヤジと一緒に出演すんのが小っ恥ずかしいのは、よく分かる。うん。まあでも、ときには刺激も大事よ。今しかできないからね、そんなこと😁
楽譜もらってきたらちゃんと練習しますから。。。足引っ張らないから〜。ねえ、いいじゃん…😭
はい。
それはさておき、
読んだ本のうちの一冊なのですが👇
DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)
有名な本なので読まれた方も多いかとは思いますが、きたかた院長としましては、だいぶ心に響きました。
詳しい内容は書いていいのかよくわからないので、手短かに。
タイトルから予測できる通り、要は「金は死ぬまでに使い切れ」という話ではあるワケなんですが、
それだけ聞くといろいろ誤解を招きそうではあります。(そのあたりも著者がいろいろ説明してくれています)
でも、特に大事なメッセージは、
「人生の豊かさは経験の量で決まる。でも、年齢とともにできる経験は減るから、できるだけ若くて健康なうちに金を払ってでもいろいろなことを経験しよう👍 」
もっとぶっちゃけると、
『金と時間があっても健康じゃなきゃ楽しめないんすよ❗️』ということ。
老後のために必死に働いて、引退したらあんなこともこんなこともするんだ、と思っていても、実際には年齢の影響や健康上の問題で、言うほど楽しめない😢
別に、必死に働くことが悪いと言っているわけではまったくありません✋
そもそも人の生き方のハナシ。良いとか悪いとか他人がどうこう言うことではないです。
でもね、
健康を害したり怪我を押してまで必死に働き続けて、その先に待ち受けている現実って、なんとなく想像ついちゃいすよね😅
不調から仕事自体ができなくなってしまったり、なんとか仕事をやり遂げても、その後ぜんぜん元気でいられなかったり😩
これは、日常診療でもよく考えさせられます👨⚕️
たとえばですが、
こんな患者さん、とても多いです。
👤 肩が痛くて仕事に支障があるけど、でも、仕事が忙しくて治療をする時間がない👋
👨⚕️「腱板が切れていて、将来的なことを考えると手術も視野に入れてよいのでは?」
とお伝えしても、
👤(リハビリ含め)半年も時間を作れるわけがない…🙅♂️
と。
このような状況では、
『治療の期間 = 無駄な時間』という構図がなんとなくできてしまいがちです。
そりゃ確かに、今の「収入」というモノサシだけで考えれば、休まず仕事を続けているのと比べて多かれ少なかれ実入りは減るでしょう💸
でも、
それと同時に、症状は改善しにくいですし、長期的にはきっと肩の寿命が縮まります。
全力疾走していても、一度ちょっと立ち止まって考えて頂きたいんです🤚 🏃♂️💨
そもそもなんのために働いているんでしたっけ…?
今の暮らしを良くするため?
老後を不安なく過ごすため??
うん、どっちも大事。
でも、どっちにも健康は不可欠ですよね🤔
治療っていうのは、
見方を変えれば、自分の意志で自分のメンテナンスをする、身体への投資、人生への投資のはず🪛
治療を進める場合にも、
「嫌だけど仕方なく治療を受けている」という受け身の捉え方をするのか、
「より良い人生の為に治療をしている」という前向きな姿勢でいるのか、
えらい違いです。
あまり言いたくないですが、そこでの姿勢は治療後の経過にも影響します。
治療期間は、ともすれば余計な時間というようにみなされがちです。
でも、
そこにあるのは「短期的に症状を改善する」「長期的な予防につながる」ということだけではありません。
体の作りや予防的なメンテナンスに関する学びがたくさんありますし、
そして何より、人との関わりが必ずあります。
医師とだけでなく、リハビリ担当の理学療法士、看護師、放射線技師、助手、受付スタッフ。それから患者さん同士でも。
これも人生における経験の一部です。
完全な無駄ですか❓
当院では、
通院された患者さんにとって、ただの“治す行為”に留まらず、楽しさと学びのある充実した時間として記憶に残るよう、みな診療にあたっております。
少なくとも、いるだけで気分が明るくなるような、クリニックの雰囲気作りを目指しています。
(先日、ちょっとうるさすぎる、とのご指摘を頂き、スタッフ一同猛省しております。気を引き締め直して、節度ある行動を心がけます🙇♂️ )
ということで、
堅苦しいハナシになってso sorry about thatです。
お詫びと言うのもなんですが、
芝女(beautiful wife)が手塩にかけて育てた【思わず素足で歩きたくなる庭の芝】でございます🙆♀️
失礼しました🙇♀️
きたかた整形外科クリニック、みなさまのおかげで、今週なんと開院6カ月を迎えます🎉🎉🎉🎉🎉🎉
はや❗️❗️❗️😳😳😳
来院して下さったみなさんに、
「来てよかった」
と、少しでもいいから笑顔になって頂けるよう、
スタッフともども今後もますます頑張ります💪
(きたかた院長は、誰にも頼まれてませんが、ガンバってもう少し筋肉をつけます。)
患者さんひとりひとりに最良と思われる医療を提供するべく、前に進み続けますので、これからも応援よろしくお願いします🙏
そんじゃーね。