🐈⬛🐈猫ブログ❓ 💪肩ブログ❓ 🪖兜ブログ❓
2022.07.15
Hey y’all❗️❗️
Long time no see. It’s been a couple weeks since last time I uploaded my cat & lawn diary.
ごぶさたでございます。2週間経っちゃいました、すいません🙇♂️
(宇宙飛行士選抜試験落選を受けて失意のどん底にいた影響もゼロではないですが、実際はあまり関係ありまへん😅)
別に普段より特別忙しかったわけでもないものの、なかなか時間が取れず。
まあ要するに、結局のところ「慢性的に忙しい」ということかも知れないです。
でも、クリニックが忙しいのは、とってもありがたいことです🙏
それでですね、たまには肩のハナシを、と思いつつもなかなかゆっくり考えられず。
でも、ネコならいろいろ話すことあるので、そこで、ネコノカタ❗️
そうです、💪猫の肩🐱
整形外科医になると、やっぱり骨や筋肉に触れる機会が多いので、動物を見たり動物と触れ合ったりすると、その解剖学的構造が、とっても気になります。
動物園でキリンの脚見て「あそこ膝がなんか反対に曲がっているようにも見えるけど、実は踵なんだよ、爪先立ちしてんの。」とか言ってみたり、チキンレッグ 🐓を食べながら膝の関節をバラしてみたり。
で、うちのまる🐈⬛の前脚を触っていて、ふと気になったんですよね🤔
そう、
猫の肩が❗️
四足動物って、肩がわかりづらいんですよ。
二足歩行が可能な人間や猿と違って、前脚も体の重みを支えるという重要な機能を最優先する必要がありますよね。それを成し遂げるには肩甲骨の関節面が地面に向いていないといけなくて、そのためには体の真横に肩甲骨が位置する必要があるんです(たぶん)。すると、おのずと肩はヒトのように横に張り出すのではなく、なんというか、両方を前へすぼめた感じになるわけです。四足動物の肩のカタチが見た目によくわからない背景はそういったことかと、きたかた院長は独断でそう考えています。
というわけで、まるの肩の可動域を診てみました👇👨⚕️
「肩甲骨に対して上腕骨を前方へ動かす動作」
ヒトの診察では、きたかた院長は肩の「屈曲」より「挙上」という表現を好んで使いますが、ネコは立っていないから「挙上」より「屈曲」の方が正しい感じですね。
「肩甲骨に対して上腕骨を外側へ捻る動作」
狭義の外旋だと👆そうなるのですが、実際には肩甲骨の「内転」という(肩甲骨を背骨に近づける)動きも含まれています。
ヒトの外旋では、肩甲骨自体の動きよりも肩甲骨と上腕骨の間の動きの方が大きいですが、
ネコでは逆で、肩甲骨の動きばかりで、肩甲骨と上腕骨の間はほとんど動いてません。
「肩甲骨に対して上腕骨を内側へ捻る動作」
こちらも同様に、肩甲骨と上腕骨の間はほとんど動いてません。となると肩甲骨の「外転」という(肩甲骨を胸郭の側面に近づける)動きしかないんですが、肩甲骨はすでに外側に位置しているためそれ以上あまり動かず。結果的に内旋可動域はほぼゼロ😳
反対の肩や背中を掻くこともないし、ネコにとっては不要な動きですかね…。
うーん、学びが多い。
ヒトの肩の専門家としては、ネコの肩が独特で面白いですが、よくよく考えてみたら、ヒトの方が特殊なんですよね、きっと😅
四つ足で歩くほとんどの動物の肩の構造は、きっとヒトよりネコに近いのではないかと。
でも、ヒトの肩は特殊で複雑だから面白いんですよ😤
完全に余談ですが、実験動物として羊の肩(前脚)の腱板を用いることがあるんですが、ヒトの棘上筋(腱板のうち一番メインの腕を挙上させる筋)に近いとして実験に利用されるのが、羊では棘上筋ではなく棘下筋(腱板のうち、主に腕を外旋させる筋)なんですよね、構造的性質から。たしかに、四つ足歩行の機能を考えると、前脚を前に出す(肩を屈曲する)筋力より、荷重を支えるための外旋筋力の方が重要なのかも知れない。
というわけで、
まる様、被験者ご協力ありがとうございました❗️
では、恒例の「ふく&まるシリーズ」😁
ただ並んで寝ているだけで、まるの上にふくが乗っているわけではありません💦
ネコってなんで段ボールが好きなんですか❓
居心地がいいようで、よくくつろいでるのに、噛みちぎっちゃいます。
行動パターンとして、ほとんどの場合、まるが寝ているところへふくが寄っていってくっついてます🧲
そしてまるは、抵抗することもなく、なされるがまま。
どうなん、これ❓
落ち着くん❓❓
まあ、見ていて飽きないですわ。
それから、
次は、ウチの庭❗️
総司令官の努力の甲斐もあり、元ポルカドット芝はだいぶ均一な緑になってきました🟢🟢🟢👏👏👏
でも、ちょっとやることが減っちゃったのか、総司令官、芝活の頻度がやや減って手持ち無沙汰そうに見えます😅
枯れ気味のアイビーも育ってきた❗️
と思いきや、なんだか大きい葉っぱはカタチが違いますね…。
アナベル(あじさい)は、派手さはないものの、毎年安定してます。
以上、ウチの庭の近況報告でした〜📢
最後に、
最近もっともビックリさせてくれた、ヘラクレ介(すけ)です👇
👆同一個体でごじゃいます😲
びっくりしません❓
左がいつものヘラクレ介ですが、ある朝、おはようの挨拶をしようと覗いたら、右のように羽(上翅=じょうし)が真っ黒になってました😱
日焼け❓❓❓🌚
一瞬、うちの誰かがイタズラで日本のカブトムシと入れ替えたのかと疑っちゃいました。。。
んなわけないか、と、ググってみると、
なんと、
湿度や栄養状態で背中の模様が変わるんですって❗️びっくり😲
湿気が多いと黒くなるらしいです。で、フツーだと思ってた左の方は乾燥してる時の色で、乾燥が強まるとより黄色くなるなんだとか。言われてみれば左の方がなんかシワシワしてツヤがなくて、右の方がツルツルでツヤがある🧐
ほー🤔
確かに、右を撮影した日は雨が降っていて湿気が多い(北海道弁では「蒸すねー」という)日でした☔️
大変、勉強になります🥸
ネコから、カブトムシから、
人生、日々勉強です🤯
さすがにカブトムシの肩の可動域は、脱臼させてしまいそうなので計測できませんでしたよー😅
では。
That’s it for today.
See you in a bit👋